私たちは日常生活においてストレスを受けりイライラしたりすると、緊張したり興奮したりします。これらは脳にとって「強い覚醒刺激」になってしまいます。そのため、就寝の際にストレスが解消できていない状態にあると、筋肉に余計な力が入り、血管も収縮するため、血行が悪くなり眠りにくくなります。
なかなか眠ることができなければストレスが助長され、悪循環に陥ることもあります。
仕事や勉強などで心身が緊張している状態をゆるめることができない、不安や悩みがあって、それらが頭から離れない、何かに腹を立てたり、イライラしている等々、ストレスやイライラによる不眠は、最初のうちは一過性であり一時的なものです。ところが、ストレスの元がなくなったとしても、眠らなければならないという精神的プレッシャーがストレスとなり、眠ろうとすればするほどかえって眠れなくなってしまうことがあります。眠れない日が続くと、「今日も眠れないのではないか」という不安がいっそう眠りにくくさせてしまいますし、ぐっすり熟睡できず、夜中に何度も目が覚めてしまいます。
不眠にはさまざまな原因がありますが、その大半は、ストレスのために就寝前にリラックスできていないことによるものです。
つまり、寝付きが悪い、あるいは眠れないというのは、ほとんどの場合、ストレスがあるために体をリラックスさせることができず、その結果、脳や体が覚醒から睡眠へ移行できないために生じているのです。
逆に、就寝前に心身ともにリラックスできれば、私たちの体は眠りへの準備が整い、うまく眠りにつくことができるのです。

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